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手塚 慶太郎*; 日夏 幸雄*; 正木 信行; 佐伯 正克
Journal of Solid State Chemistry, 138(2), p.342 - 346, 1998/00
被引用回数:17 パーセンタイル:55.3(Chemistry, Inorganic & Nuclear)層状ペロブスカイト化合物NaLnTiO(Ln=Sm,Eu,Gd)の磁気的性質を調べた。4.5から320Kの温度範囲で、帯磁率測定を行った。室温においてEuメスバウア分光及びGdの電子スピン共鳴(ESR)スペクトルの測定も行った。NaEuTiOはVan Vleck常磁性を示し、これはスピン軌道相互作用定数=323cmを持つEuイオンの1重項基底状態Fによるものと解析された。NaSmTiOはVan Vleck常磁性を示しNaGdTiOの磁化率はCurie則に従った。NaEuTiOのメスバウアスペクトルは、Euが3価で存在することを示した。NaGdTiOのESRスペクトルから、この化合物中のGdのg値は1.99であることがわかった。磁化率測定とESR測定より、NaGdTiO中のGdイオンは結晶場の影響をほとんど受けていないことが示された。